令和6年度

谷地中部小学校の教育目標と基本方針

  

 1 学校の教育目標

(1)学校教育目標   「Chaiienge & Thinking」〜前に踏み出し 考え抜く 中部の子〜

                             社会人基礎力前に踏み出す力 ②チーム力 ③考え抜く力

  

  社会は、超スマート社会(Society 5.0)の実現やAI・IoTの発達など、予測できないほどのスピードで変化しています。合わせて新型コロナウイルスの出現を経て、能登半島沖地震など各種災害、少子高齢化,ウクライナをはじめ諸外国との関係など多くの問題が浮上し、予測困難とさえ言われ、多様化も求められる時代です。

 明治17年11月15日「谷地学校」として統合開校以来,140年の歴史の中で,その時々の国の教育施策にいち早く取り組み,河北町はもちろん西村山郡の中心的存在として教育界の先端を担ってきた本校。今後10年先、20年先の未来を拓いていく中部小の子どもたちが、どんな状況にも柔軟に対応し、豊かな人生を生きていくために、「人生100年時代の社会人基礎力」として注目されている3つの資質能力を重点に、学校教育の中で自己効力感を高め,しなやかに未来を拓く生きる力を培っていきたいと考えます。どうぞよろしくお願いします。    

  河北町立谷地中部小学校 校長 小山田 聡 

 2024 谷地中部小グラウンドデザイン.pptx         

 中部校長カリマネ 年間カリキュラム R 4月更新.xlsx

 

2 めざす教育像

◇めざす子ども像

 ○自ら学び、高め合う子ども

 自ら学ぼうとする意欲を持ち、解決・創造する児童

○心豊かな子ども

 多様性を認め、他人を思いやり、お互いに励まし合う児童

○健康な子ども

 心身ともに健康で、しなやかに生きる児童

 
◇めざす学校像            ◇めざす教師像

 ○   学びを楽しむ学校                             ○   子どもの力を伸ばし、学び続ける教師

○   思いやりのあふれる学校                   ○   寄り添い、児童理解に努める教師

○  健康で笑顔あふれる学校                    ○   心身ともに健康な教師

                             保護者・地域から愛され、信頼される学校

 
3 今年度の重点   -すべてを横断して培う「資質・能力」3つの力- 

○前に踏み出す力(主体性)○チーム力(協働・対話)○考え抜く力(解決・創造) 

  レジリエンス⇒しなやかな適応力・回復力    ウエルビーイング⇒一人一人の幸福感

  自己効力感~しなやかに生きる~未来を拓く

4 経営の基本方針

(1)第6次山形県教育振興計画 基本目標「人間力に満ちあふれ、山形の未来をひらく人づくり」の推進

(2)第2次河北町教育振興計画 基本目標「ふるさとに学び、互いに高め合いながら、いきいきと未来をひらく人

   づくり」の推進

(3)学習指導要領の趣旨に基づき、主体的・対話的で深い学びを実現する授業の創造。授業を核にして、子どもた

   ちに生きる力を育てる。

(4)生徒指導の3機能を生かした学級づくり。「共感的受容的な人間関係のある学級」

   「自己存在感のある学級」「自己決定の場のある学級」から自己効力感の実現。

(5)生活リズムの確立と食育・運動などの指導による健康と体力向上の取組み。

(6)保護者や地域と協働して創り上げる、コミュニティー・スクールを生かした学校づくりの推進。

 

5 経営の重点

(1)学習指導の工夫と授業改善

 □ 主体的・対話的で深い学びへ。教科の見方・考え方を意識し、個別最適・協働的な学びによる課題解決力・創造

  性を育む授業実践(個人総合・自分たちで進める授業・自由進度学習・教科担任制等)

  □  学習に関する基本的事項の重視(ふりかえり・ノート指導・板書など)

  □ 学校研究の推進 

研究主題:3年次「仲間と関わりながら、学び方を見つける(身につける)子どもを育てる」

~「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」を目指して~

  □ なぜ?どうして?問いを立て、根拠を示して考える授業実践

  □ カリキュラムマネジメントによる教科横断した指導とPDCA

    □    課題設定→情報収集→整理・分析→まとめ・表現の学び方(探究サイクル)の習得

 □  培った学び方を学力に,そして実生活や社会の課題解決に

   □  自ら学びを楽しむ家庭学習

(2)生徒指導の充実

   □ 差異を認め、互いを尊重し合う学級づくり

 □ いじめ防止基本方針を中心とする危機管理体制の確立(未然防止と解消)

  □ 自尊感情・自己肯定感を高める活動の充実(異年齢集団との交流)

  □ 関係機関との連携(幼保小中連携、学童クラブ、医療機関等との連携など)

(3)保健体育指導の推進

  □ 自ら考え判断し、行動できる「いのちの教育」~安全学習・コロナ対応

  □ 家庭と連携した基本的生活習慣の確立

  □ 教科体育と体育的行事を軸とした体力づくり

 □ より健康に生きようと自ら行動できる子にするための保健、給食指導の充実

(4)信頼される地域の学校づくり

  □ 幼保子ども園・小・中連携事業の推進及び家庭や関係団体との連絡・調整

  □ 地域の自然や文化と共にある教育活動の充実(コミュニティー・スクール)

  □ 「学校だより」「学年だより」「HP」等による広報と情報提供

 

5 令和の日本型学校教育~個別最適な学び・協働的な学び                      

     明治・大正・昭和・平成〜国の教育施作・時代の先端を担ってきた谷地中部小学校

① 個人総合探究学習  年間15~20時間3~6年 主に「総合的な学習」

自分でテーマを決めて研究・開発・スキルアップに取り組む。地理・歴史・天文・科学・文学等の研究のほかにも、スポーツやプログラミング、芸術等のスキルアップ等。自分で探究し、解決するが、後半は地域学校協働活動として、プロのスケートボーダーや〇〇、クレープ屋、歴史家、プログラマー、画家、ルービックキューブの達人など この取り組みに共感し、子どもたちのニーズに応じて協力くださる多くのボランティアを募っていく。

  

② 「自分たちで進める学び」 一つの単元でベースづくり~必要に応じて担任出張時なども。

子どもたちが主体的に、自分で考える場面や関わり合い協働して考える場面を取り入れて、学習のまとめまで進めていく。監修として早稲田大学教育・総合科学学術院・元文科省専門員の小林宏己教授より指導助言をいただく予定。

 ③ 「自由進度学習」 今年度は高学年の一部学級で試行してみる

 一定の期間を決めて、複数教科(場合によっては1教科)を、自分で進度を決めて時間割も自分で作成して行う学習。町内他校では、2教科から、個人総合と合わせて3教科で実施の学年もあり、子どもたちの学びに向かう姿や自己調整力は確実に向上している。自由進度学習の中で協働的な学びが必然と生まれたり、担任や支援員に聞きに行ったり、新たな課題にチャレンジしたり、今年度は試行の年となる。

 

☆もちろん、ベースは普段の授業にある。上記の取り組みは年間では2~3割程度となるが、こうした取り組みが普段の授業に効果を生み出して学力向上と本校のベースとなる社会人基礎力のアップにつなげたい。

本町は、小学校6校と中学校1校。河北中の学校教育目標は、「つながりの中で自立する生徒の育成」。複式学級のある谷地西部小はじめ、他の小規模3校はこうした学びが必然として行われ、子どもたちは自立して中学校に進んでいく。本校もあえて仕組んでいくことが必要である。